感動の安藤忠雄展
師走に入り早、半ばも過ぎちゃいました。
毎日、寒ぶ~~い日が続いていますね。
いかがお過ごしですか、木村です。
今日は、東京六本木にある国立新美術館で開催されていた「安藤忠雄展」に行って
来ましたので、その感動の報告です。
会場は人、ひと・・・で自由に動くことが出来ないくらい。すごい安藤人気!!
「挑戦」と題され、広~い展示空間を埋め尽くす「住吉の長屋」から始まり、今日までの
安藤建築の全てを展示していました。(圧倒される作品群です)
左の写真は、展示会場の一角に実物大の模型の
内部の様子です。
入って直ぐ、この光の十字が目に飛び込んで来ます。
幻想的な光に包まれて、ずーと見ていても飽きないです。
きっと、自然な光がそうさせているのかなと思います。
写真には写っていませんが、右側にも壁スリットがあり
絶妙なスリット幅から自然光が注ぎ込んでいました。
安藤建築は、自然と建築をうまく融合させた建物を多く創っておられるのではないかと思います。
「光の教会」の後「水の教会」が造られていますが、その教会も自然をそのまま切り取って建物
の一部にして、湖に建つ十字が印象的な建物です。
写真は皆さんもご存知の安藤建築の初期の作品、
住吉の長屋 です。
私も好きな作品ですが、安藤建築の真骨頂である
自然との対話がこの建物にはあると思います。
別に部屋に行くにも、外にでなくてはならないという
四季を十分体感させてくれる平面になっています。
住み易いか、住み難いかは住み手が決めることですね。
安藤建築は自然と対話することから建築を考えられていると私は思っています。
自然を無理やり押し込むのではなく、自然と融合できる建築ができれば最高でしょうね。
そんな事を思いながら嫁さんと二人、真珠婚の小旅行を楽しんで来ました。えへへ
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