2007年07月25日 11:03
だいかねの『宙・Sora』は外張り断熱です。熱損失係数Q値、相当隙間係数C値を小さくして、省エネ生活を提供しています。
しかし、窓などの開口部の日射対策と、ライススタイルの改善も省エネを実現するためには大きな要素です。
写真は表参道にある商業ビル。外壁をチェーンメッシュのようなもので覆っています。デザイン的な要素もありますが、日射の遮蔽対策でもあります。
こちらの商業ビルは木製の縦フラップを活用して、日射の遮蔽対策をデザインしています。
だいかねの『宙・Sora』では、建物の方位に準じて庇の大きさと、LOW-Eガラスで日射対策をしました。
南面は45㎝、西面は30㎝、北面は15㎝の長さの異なる庇を取り付けたのは、そんな訳からです。ただし、東面は隣家が近いため庇は取り付けていません。
商業建築や公共施設は建物の外部に日射対策施設を作れますが、住宅では大掛かりなこの様な対策はなかなかできません。
ですから、どうしても内部のブラインドやカーテンで対応することになるのですが・・・。葦のスダレなんかを、窓から少し離れた位置で取り付けられればいいのですがね。海外では鎧のようなデザインの雨戸の様な建具で、日射対策をしています。
操作が手軽で、安価な日除けの部品があればいいのですがね。
▼私は快適 -暑がりバンザイ-