2007年05月23日
ちょっとスローライフ・・・
かつての日本の住まいは、町屋や農家屋に統一された一定の法則がありました。ご存知でしたか?
座敷・茶の間が"日ノ字型"また"「田ノ字型"、その横に土間(玄関)・釜戸(台所)があるものがベースプランです。
町屋の場合、釜戸の裏にトイレや風呂があります。農家屋の場合はトイレが玄関外にあり、土間に風呂があります。農作業を終えて帰宅した際、身支度をすぐに整えられるからでしょうね。
生活様式、今風に言えばライフスタイルに合わせて、トイレや風呂、そして離れ座敷や蔵がオプションで配置したんですね。
2階もオプション。町屋では2層(2階)にわたって"日ノ字型"で生活空間を確保し、農家屋では農業用倉庫、予備室を新築時に2階に確保するケースもたくさんありますね。
部屋と部屋の間仕切りは襖や障子ですから、隣室の様子がなんとなくわかりますよね。こんな暮らしが当たり前でした。
だいかねが現在企画している『宙・Sora』は、本来、日本にあった"日ノ字型"の住まいを、現在の私達のライフスタイルに重ね合わせて考えています。
ですからそのネーミングも、以前ご紹介したように、子供の頃の夏の日、遊び疲れて寝そべった野原の草木のにおいに包まれながら眺めた青い空。あの光景を暮らしの原点だと・・・。『宙・Sora』としました。
当時とライフスタイルはずいぶん変わったけれど、仕事を終えて自宅でゆっくりと!?晩酌をしながらご飯を食べる。
昨夜は秘ぞっ子の「兼八」。まだ麦刈りには早いのですが、ロックで飲むとグラスから、口の中から芳醇な麦の香りで、まるで麦畑のなかで焼酎を飲んでいるよう・・・。思い出がフラッシュバックします。塩茹でのそら豆も最高です。
「兼八」はだいかね(大兼)の兼と同じだから気に入っているのではありません。旨いんです。大分県宇佐市の麦焼酎ですよ。なかなか手に入りませんが、是非一度お試し下さい。
テーブルを囲んで家族とゆっくり食事をするちょっとスローフードも、できるだけたくさんつくりたいですね。ちなみに「あんたは早く飲みすぎ!!!」と、ハイペースな私を妻はチェックするのですが。それもまた良しですね。
ちょっとスローフード。自分や家族の都合で、時々息抜きしてはどうでしょう。だいかねが提供する『宙・Sora』は、ちょっとスローライフ、ずーっとマイペースの生活をお進めします。「心と体が温まる、家族の絆を深める家」です。
『宙・Sora』新モデルハウスオープンまで、あと60日です。
▼これなら主役になりたい -すてきな感動体験-