2007年06月09日
違いがわかる?人のために
毎日暑い日が続きますね。プールサイドで日焼けを楽しむために、甲羅干しをされる若者がいますが、こちらが元祖甲羅干しです。
カメは甲羅干しをして、熱くないのですかね?甲羅の中は蒸すと思うんですが・・・。ひょっとすると甲羅が外断熱の役目をして、カメは自身は以外に涼しいのかも?
いよいよ今日から、だいかねの『宙・Sora』構造見学会が始まります!!!
くどいようですがもう一度、外張り断熱工法と内断熱工法の違いをおさらいします。
写真は、だいかねの『宙・Sora』の仕上げ壁材を張る前のものです。ご覧の通り、柱の外部面にはビニール製の防水シートが貼ってあるだけですね。その外側は、外壁下地材の壁パネルです。その外側に、厚さ100ミリの断熱材。その外側に、通気層と外壁材があります。天井もスッキリです。【外張り断熱工法】
写真は、だいかねの『ベイス』の 仕上げ壁材を張る前のものです。ご覧の通り、柱の内部側に断熱材を入れています。その外側は、通気シートを貼って、通気層と外壁材が張っています。天井にも断熱材を入れていますね。【内壁断熱工法】
違いがわかりますよね。工法の違いは使う材料の施工する場所の違いです。ポイントを説明します。
①使用する防水シートが風を通すか、通さないか。②防水シートを貼る(施工する)場所が、下地壁材(骨組の強度確保のため)の室内側か、室外側か。③断熱材を取り付ける場所が、室内側か、室外側か。④基礎コンクリート(耐力床版コンクリートを含む)の室外側および地盤側に、断熱材を取り付けているか、屋内側に断熱材を取り付けているか。以上の4点です。
特に注意しなければならない点は、木軸組(木造の骨組)部分の1階、2階や屋根は外張り断熱でも、基礎の部分が内断熱になっているケースが多いんです。
本来コンクリートは蓄熱材ですから、コンクリートの外側で熱を遮らなければ、蓄熱されたコンクリートと冷房している内側の間にはさまれた断熱材は、コンクリート側の隙間で結露します。するとどうなるか?想像できますよね。
だいかねの『宙・Sora』は、北海道仕様の外張り断熱です。違いがわかる人も、解らない人も、『宙・Sora』の構造見学会へ是非ともおこし下さい。
だいかねの『宙・Sora』新モデルハウスオープンまで、あと43日です。
▼勇気を出して暖簾をくぐれば・・・ -必ず新しい発見があります-